九州大学男子ラクロス部

2026 始動ブログ FOリーダー 床島健斗

こんにちは。今年度FOリーダーを務めます3年FOの床島健斗です。

まず初めに、平素より九大男子ラクロス部BALLENAを応援してくださる方々に感謝を申し上げます。
25シーズンは悔しい結果になってしまいましたが、引退した諸先輩方の思いも背負い、26シーズンでは関東打破、そして日本一という高い高い目標の達成に向けて邁進いたします。これからも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

26シーズンで私はFOリーダーを拝命いたしました。BALLENAにおいて、このような役職をいただいたことは誠に光栄です。その名に恥じぬFOを試合で見せられたらと思っています。

一方で早くも大きくなった責任や幹部に流れてくる情報量に焦りを感じています。自分は基本はめんどくさがりでいろんなタスクを後回しにしてしまいます。でも”ちゃんとやらなきゃ”という気持ちはあり、締め切り前に焦って一気にやったり、締め切りは決まってないけどなるはやで、と言われて放置し、問題が生じたりが日常になりかけています。
2年後期から学部の勉強が徐々に難しくなり、かつ量も増え、もとより少ないキャパが圧迫されはじめました。かといって学部の勉強も大切にしたいという思いがあり、ただでさえ部活との両立に悩んでいます。
そうこうしているとさきむら、たろうに最近心の余裕なさそうとか、たまにキレ気味で話しにくいとか言われました。11月末のことです。スケジュールの管理、頑張ります。

しかしこのBALLENAで関東という高い高い壁を超えた先の景色が見てみたいという強い思いは持っています。重くなった責任、明らかに多くなった情報量ともうまく渡り合って、この26シーズンを個人としてもチームとしても飛躍の年にしてみせます。

すでにありえん長い前置きをここまでにして、本題に移ります。

[25シーズンを振り返って]

始動ブログを書くにあたって、昨シーズンの自分の始動ブログを読み直した。そこに綴られていた昨シーズン始動時の自分の目標、キーワードは大きく分けて以下のものだった。

・⭐️チームに欠かせない人材
・TOP入り
・価値の高いFOをすること

私は25シーズンにおいて、“チームに欠かせない人財になること”を目標としてきた。シーズンが終わってみて、果たしてどうだったでしょうか。

私は、25シーズンでは、チームに必要とされる人材になることができたと思う。ここは自分を褒められる点だ。早めの時期にTOP入りをさせていただいたことも、自信に大きくつながったと思う。
次に、価値の高いFOをすること。「価値の高いFO」と言う言葉はシーズンを通して頭にあり、常に自分の軸であり続けた。どうすれば一回のFOの価値をチームにとって高いものにできるかは常に考えている。こちらはまだ遠い目標である。

25シーズンで最も印象的だった九州FINALについて。

九州FINALでは自分はFOブレイクからチャンスメイカーになれたと思う。二本のFOブレイクを演出できたし、どちらも良い場面だった。1Q残り1分未満の初得点後、それと3Q一本目。流れを変える契機になれるようなブレイクだと思った。

でも得点には結びつけられなかった。流れは変えられなかった。もっとパスコースが良ければ、もっと足が速ければ、もっとダッジが上手ければ、あるいは、

やっと掴んだチャンスを二度もふいにした。価値を示せなかった。
きっとこれが、土壇場で漏れてしまった甘さだろうと思う。今シーズンを通して自分に心の底から誇れるような、安心できるような努力はできていなかったし、その努力の結果の実力も足りなかった。勝ちたいと心から思っていたけど、それは願望でしかなかった。

今日は眠いから壁に行かない、今日は疲れたからジムに行かない、今日は忙しいからご飯はテキトーに済ます。そういう日々積み重ねてきた甘さが大事な場面での不足に繋がる。流れを変えるのに必要なだけの力を本番で持ち合わせなかった。

完璧な状態というものはないと思うし、ラクロスのことだけで生きているわけではないから、完全に100%、自信しかない!みたいな状態にはきっと1年後でも何年後でもなれないと思う。でも、一年の積み重ねが、あのFINALの場面で勝つに値しなかったというのは間違いない。

[25シーズン-26シーズン]

2025/10/26、九州FINAL。試合前はなんだかんだ勝てると思っていた。本当に甘かった。

前日からのミーティングで、自分は3本目のフェイスを任されることは決まっていた。(そもそも3本目を任されることはかなり悔しかった。当然スタメンになってみたかった。2本目もしみーさんに取られたのは悔しかったけどそれがいちばん勝ちに近いと自分でもあの時思った。)

いざ試合が始まってみると、気がついたら自分のフェイスになっていた。思い描いていた展開とは違った。全力を出したつもりだったけど結果は虚しく。負けて先輩方の引退が決まった試合直後、自分はぜんぜん泣けなかった。

試合中、最後となるフェイスで負けた後、ベンチに戻ってかずさんに「あとは先輩に任せよう。一旦休んでて。まだ出番あるかもしれんから。」と言われた瞬間、自分の出番は終わったことと、この九州FINALが負けで終わったことを強烈に感じた。最後まで頑張ってくれた他のみんなには申し訳なさすぎてとても言えないけど。そのときの無力感と申し訳なさは忘れられない。

そこで自分の九州FINALは終わってしまったから、試合後、先輩やコーチが話してくれている時もどこか上の空であまり話は聞けなかったし涙も出なかった。これで25シーズンは終わりだということだけはよくわかった。(その後琉星さんに背番号15をつけるのを認めてくれてありがとうと言った時にだけ涙が出た。)

実は九州FINALでは泣けなかったけど、リーグ戦の福大戦で負けた時は本当に心から涙が出た。試合中もずっと自分の試合だと思えたし、最後まで勝ちを信じることができた。

でも現実は甘くなかったし、実力不足を自覚していながら勝てるほど優しくないことはそのときも感じた。

実は心の奥底では九州FINALも勝てないことは試合前からわかっていたのかもと後から思ってしまった。


FOにおいてメンタルは本当に大切だと思う。これはスポーツ全般に言えるが、FOは特にその色が強いと思う。大抵のFOは思った通りになる。もちろん勝つと思ってやればいいとかそんな簡単な話じゃないし、負けることを考えてFOしてるとかそんなことはありえない。

でも自分の今までや、今なにを思っているのかとかは自分が一番よくわかってるし、言語化できないけど伝わるなにかがある。そしてそれは相手からも同様で、いざFOのとき座ってクロスを置いた瞬間から、なにか感じるものがあるように思う。それは大事な試合の時や、特に集中している場面でしかアテにならないけど、そこで感じたものは大体現実になるように感じる。覇気とか強者感みたいなものは実際に存在する。

なにを言っているのかわからないと思うけど、とにかく言いたいのはFOの前から負けを悟るようにはなりたくないということ。この一年間で、大事なFO全ての場面において、少しの疑いもなく自分の勝ちを確信できるようになりたいと思う。

日々過ごし方、練習への向き合い方、一本一本に対する気持ちの重さなどなど全てを自分は見ているんだから、自分自身は騙せない。FOの直前の瞬間に、自身を心から信じられるように、勝ちを悟れるようになったならFOとしても1人の人間としてももう一段階上にいけると思う。

よって今シーズン特にこだわりたいのは、日々の過ごし方。練習内外においてどれだけFOと、勝利と向き合って過ごせているかが一番大切だと感じた。自分で自分を疑いなく信じられるほどの日々を過ごせているかを常に問いながら一日一日を過ごしたい。

そして相手を(特に関東のFOerたちを)勝手に尊敬して、勝てない相手だと、自分は学ぶ側だと思わずに心から絶対に倒すという気持ちを持つことも大切にしたい。どれだけ自分を中心に考えられるか、どんなメンタルで挑むかだけでパフォーマンスも勝敗も変わると本気で思う。

今シーズンが終わる頃に、自分自身を信用でき、周囲からも期待されるような、わくわくしてもらえるようなFOerに。

最後に現状の話をすると、新2年生のFOer3人が加わり、新4年生のしみーさんも入れるとFOは6人もいる。今シーズンはFOリーダーとしてチーム全体のFOに責任を持たなければならない。当然TA選考もされる側からする側になる。新2年生も1年間で飛躍的に上手くなっていて、現状でさえ自分が絶対的な1枚目とは言えない。この状況で試合に出たければ常に選ばれることを疑われないような結果を出し続ける必要がある。まず自分自身が勝ちに最も近い選択肢であり続けられるように、努力します。
FO全員で勝ちにいこう。26シーズン、よろしくお願いします。

もしここまで読んでくださった人がいたら、大変読みにくい文章で申し訳ありませんでした。きれいにまとまったものは書けませんでしたが、読んでいただきありがとうございました。

始動ブログというか、九州FINAL反省ブログみたいになってしまいましたが、自分がどんな気持ちで26シーズンを迎えようとしているのか、少しでも伝えられましたら幸いです。3年生ながらに任せていただいたこの機会、想像を超える結果を残せるように精進いたします。

改めまして、みなさん今シーズンもよろしくお願いいたします。

SURGE
2026BALLENA
3年 FOリーダー 床島健斗